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ダメな自分を変えたい人が知っておくべきこと①〜肉体編

なんで自分てこんなにダメなんだろう…。

どうして私は弱いんだろう…。

 

くまたくん

この記事はそんな風に自分の弱さと向き合っている人に向けて書いています。

ボクは自分と向き合うことはとても前向きなことだと思います。

 

自分と向き合うことは大切。

だけど深く自分と向き合える人ほど、

ダメな自分を見つけてしんどくなってしまうことも事実。

 

しんどくなり過ぎず

上手に自分と向き合うためには、

より俯瞰的な視点が必要なんです!

 

ここでいう俯瞰的な視点とは

自分を個人として見るのではなく、

「人間」という種として見るという視点です。

 

この俯瞰的な視点がないと

「やっぱり自分はダメなんだ」

と個人を指して悲観的になりやすい。

 

しかし俯瞰的な視点があれば

ダメだと思う部分を個人レベルで考える必要もないことに気づきます。

それは人間という存在自体がとても不完全なものだからです。

 

今回は個人の視点を超えて、より大きな視点から「自分と向き合う」考え方を紹介します。

 

自分と向き合う前に「人間」について知ろう

人間の構成要素

くまたくん

突然ですが、自分と向き合っている人に質問です!

そもそも人間ってどういう存在??

 

この問いに答えられる人はどのくらいいるでしょうか。

自分について考えていくと多くの人が「自分とは何者なのか?」と迷宮入りします。

 

まさに「木を見て森を見ず」です。

各論だけを見るのではなく、総論として考える視点も必要だということをここでは強く主張します。

 

自分自身という存在について考える枠を広げた時、

それは「人」という存在について考えることと同じになります。

種としての人間を理解してこそ、「私」という人間についての理解が深まります。

 

ところでこの一文をご存知ですか?

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。

(出典:『公益財団法人日本WHO協会』健康の定義について)

WHO(世界保健機構)の健康の定義は有名ですね。

WHOは「全ての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的として設立された国連の専門機関です。

ここでいう健康とは、それが人の幸せな状態、より良い状態のことです。

だとすれば、この健康の定義は人間を構成する要素を示していると捉えられます。

 

1988年には、この健康の定義にspiritualの付け足しが提案されています。

 

つまり、人間は肉体性を持ち、を持ち、魂(spiritual)を持っていると国連の機関が謳っているのです。

 

魂の心と肉体の心

くまたくん

魂かぁ…心との違いがわかりにくいなぁ

魂については説明がかなり複雑になります(それだけで本が書けそう)。

ここでは人間の良心邪心といった内側から沸き起こる欲求=魂とイメージしてください。

 

その上で

心は、身体と魂に影響を受けて現れる感情や思考です。

 

身体が疲れれば、心はイライラしたりやる気がなくなったり

魂が望む方向に現状が進んでいれば、ワクワクしたり幸せを感じたり

心は身体と魂の影響を大きく受けて現れているんです。

 

もう少し詳しく図解すると、

心には「魂の心」「身体の心」があるイメージです。

 

そして重要なことは、

意識しなければ、ほぼ100%身体の心の影響を受けるということです。

 

仕事で疲れて帰ってきた時に

「なんにもやりたくなーい」

となるのは身体が疲れているから生じる感情。

あなたの意思力や決意が弱いわけでもなんでもないのです。

 

「なんでわかってくれないの!?」

と彼氏彼女にイライラしてしまうのも、

思っている以上に身体が疲れているサインです。

 

ボクも思い返すと

めっちゃ気持ちよく眠れて、

マッサージで身体緩めて、

美味しいもの食べて、

身体が最高に満たされている時って

人に対してもおおらかな気持ちでいられる時が多い。

くまたくん

きっとあなたにもそんな経験あるはず!

 

だから今からこう考えましょう。

人間とは

身体と、魂と、心があって

意識しなければ身体からの影響をもろに受けてしまう存在。

 

特に自分にダメ出しをしている人には

このことを理解して欲しいのです。

 

理解できれば、

自分を責める前に、

身体が疲れていたり、

状態が悪いということを自覚できるはず。

 

自分なんて…と思いがちな人は

一度自分の体をいたわってあげてください。

くまたくん

身体の心の影響をコントロールしよう!

 

身体はとにかく楽がしたい!!

身体は物質でできている

肉体の心と魂の心があることについて説明しました。

そして肉体の影響力が大きいことを知りました。

 

次はこの肉体の捉え方をみていきます。

ここで紹介する捉え方ができれば、

「身体の心」のコントロールの方法もつかめてくるはずです。

 

捉え方のポイントはたった一つ。

自分たちの身体は物質であるということ。

 

身体が物質であり、その性質を知らないがゆえに

「自分には行動力がない」

「自分はお菓子をやめられない」

「自分には意志力がない」

という負の言葉が出てきてしまうのです。

 

物質、すなわち「モノ」は物理法則で成り立ちます。

スマホを手から離せば地面に落ちますね。

それは重力という物理法則に従った現象です。

ボクたち人間も同様に高いところから飛び降りれば重力に従って真っ逆さまに落ちていきますよね。

髪の毛や肌がどんどん古くなるのもそれが物質ゆえです。

 

また、現代物理学を代表する「量子力学」は

人も含めたこの世界の全てが、「量子」という物質やエネルギーの最小単位でできていることを証明しました。

量子力学は目には見えないミクロレベルの物理現象を扱う学問です。

 

くまたくん

つまりミクロレベルでは自分たちの身体は目の前のスマホやノートなんかと一緒ってことです

 

この量子力学は、これまでの物理学(古典物理学という)の通用しない新しい物理学であり、これによって引き寄せの法則なんかも科学的に解明されつつあります。

人間存在を解き明かすのに科学は目に見えないレベルの話まで進んでいるんです。

 

ここで理解してほしいのは、

ボクたちの身体は物質やエネルギーであり、物理法則に従うものだということです。

 

物理法則に従うということは、

物理法則の理解が自己理解につながるということです。

 

物質は安定(低エネルギー)状態を求める

昔、化学の授業で

エネルギーが高いと不安定、低いと安定

って習いませんでしたか?

(ボクはすっかり忘れていました)

 

物質は自然現象的に「安定」しようとします。

授業で習ったように、安定とはエネルギー状態が低いことです

 

氷でイメージしてみます。

氷は固体であり、安定しています。

そこに熱エネルギーを加えると固体から水=液体になり、形状が自在に変わる不安定な状態になります。

さらに熱エネルギーを加えることで水蒸気、すなわち気体となり、目にも見えない非常に不安定な状態なります。

 

このことは電子などミクロを扱う量子力学でも解き明かされており、

電子の結合もエネルギーの低い順番にしか結合されないのです。

ミクロの話になると難しいですよね。

最短最小、超効率的であると考えてもらえば大丈夫です。

 

ここで伝えたいことは

自分たち人間も低いエネルギー状態を優先するということです。

つまり、人は安定的で楽な状態を探すということ。

 

くまたくん

今日は腕立て伏せ50回頑張ろう!!

と「魂の心」の声が叫んだだとしても、

「身体の心」の声は

くまたくん

いやいや、そんなことしたら疲れてしまうから、やめたいよぉ…。

やるとしてもせめて10回くらいでいいんじゃない?

とささやいてくるのです。

(天使と悪魔のイメージ?)

でもこれは物質世界に存在している限り

必ず起こる自然現象であり、

何度も言うようにあなたの心が弱いからではないんです。

 

ダメだと思っていたことは実は科学的にも当たり前のことなんだということがあなたの中で理解できてくると嬉しいです。

 

 

現象としてよくないことが起こっている時、

自分と向き合う際は、

自分の本心である魂が悪いのではなく、

物質としての影響を受けてる肉体の性質なんだ!

と現象を俯瞰的に見る視点をお忘れなく。

 

もう一度言います。

人間は物質であり、その自然の法則として、楽で安定的な低エネルギー状態に引っ張られるのです。

 

身体について知ることが素敵な自分になる第一歩

人間は身体からくる影響が大きく、

その身体は自然現象として楽であろうとする存在だということをお伝えしました。

 

ここを理解すると、自分を責めていても仕方ないことだとわかるはずです。

理解しづらいかもしれませんが、身体は物質だからです。

 

物質が物理法則に従うことは当然で、

自分が楽に逃げてしまうことを責めてしまう人は

くまたくん

なんでスマホを手から離したら落ちちゃうの!?

なんで氷を手で持ってたら溶けちゃうのさ!?

きっとボクがダメだからだ…

ボクなんてどうしようもないやつなんだ!!

と同じことを言ってると思ってください。笑

 

しゃーないやん。そういうものなんだから。

ということです。

 

自分のことをただ感情的に「ダメ」扱いせずに、

ちゃんと理解してあげる為にも知識をつけることは大切。

ボク自身もこういう情報に救われています。

 

たくさん心を殺して、たくさん泣いてきたら

一回深呼吸して。

落ち着いたら次に

じゃあどうして自分は行動できないのか、

どうして現状うまくいっていないのか

を考えるといいです。

 

くまたくん

もし自分一人ではどう考えたらいいかわからない人はボクが一緒にどうしていくといいのか考えますし、あなた自身がダメなんじゃないということをこんな感じで科学も絡めてお伝えしますよ!

 

ただ〜し!

自分はダメなんだとダメ出しする必要はないと伝えていますが、

低エネルギー状態で楽な状態のままいていいとは言っていません!

 

次回は

  • 肉体と合わせて人間心理として「損をしたくない、今のままがいい!」という欲求があること。
  • 自分の個人史ではなく、もっと大きな流れの中で自分の魂が影響を受けていること。

をお伝えします!

 

そんじゃ、お疲れしたで!

 

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ダメな自分を変えたい人が知っておくべきこと②〜心理編

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