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【積ん読解消!】目的別のおすすめ読書術で本をサクッと読もう

どーも、くまたくんです。

 

本。

それは手っ取り早くボクたちの知的好奇心を満たしてくれる最良のツール

 

そんな知的好奇心・知的欲求が見える化されたもの

それが積ん読です。

くまたくん

ボクも買って読んでいない本が山ほど…

 

積ん読はそれだけで自分の知的好奇心を刺激します。

しかし、知的な欲求を刺激するだけでなく、それを満たせるに越したことはありません。

ペンたごん

せっかく興味を持って買った本なんだから読まなきゃ意味がないね

積ん読になってしまう人の心理として、「購入した本がなんのための本なのか?」を自分の中で整理できていないことが挙げられます。

 

今回はそんな読書の目的を見失ってしまった人のために、読書の目的に応じたボクのおすすめの読書術をご紹介します。

読書を始めるその前に!本を読む目的を整理する

くまたくん
これから読もうと思っている本は、読む目的に応じて読み方が変わります!

あなたは買ってきた本をどれも平等に最初から最後まで読もうと思っていませんか?

本は目的に応じて読み方が変わります。

まずは自分がなぜその本を読むのか?

目的を考え直してみましょう!

 

なんの目的で本を読むのかを見つめ直す

最初にも述べましたが、本は手っ取り早くボクたちの知的好奇心を満たしてくれる最良のツールです。

しかし、あくまでもツールでしかありません。

本を読むことで、得られる何かがボクたちが本当に求めるものです。

 

それが単に知的好奇心を満たす目的ならそれでもいいと思います。

しかし、積ん読をしている多くの人は本を読んで得た知識を仕事やプライベートに生かそうと思っているはずです。

 

ペンたごん

例えばPDCAの本を読んだなら、そこで学んだノウハウを実践して自分のものにすることが目的になってくるね

ボクたちは日々膨大な情報に触れることができます。

それはありがたいことでもありますが、情報をインプットすることに精一杯になってしまう面もあります。

だからこそ、再度今の自分に必要なことは何で、どうしたいのか?を見つめ直して本を読むといいです。

インプットしたものをアウトプットする出口を用意しましょう。

 

MEMO

情報が溢れていることで「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」と頭の中がぐちゃぐちゃになっている人はエッセンシャル思考という本を読んでみることをオススメします。

くまたくん

エッセンシャル思考については以下の記事でも取り上げたよ!

 

読書の目的は大きく3つステップに分類される

読書の目的の大切さを思い返していただいて上で、次に伝えたいことは「目的の段階によって読書の方法が変わる」ということです。

ペンたごん

もっと言ってしまえば「本を読む目的は分類される」ってことだよ

くまたくん

ちょっと待って!本を読む目的なんて人それぞれじゃない?

本を読んでPDCAを身につけたいとか、新しい料理を覚えたいとか!

ペンたごん

細かく言ったら人それぞれだね。

でも俯瞰して見よう!

大きく分類すると3つのステップに分かれるんだ!

 

最初に自分なりの読書の目的を見直す大切さをお伝えしました。

その目的は、ボクのように「PDCAを自分のものにしてブログのpvを上げたい!」というようなものもあれば、「デザインについて人に教えられるようになりたい」、「明日から使える恋愛テクニックが知りたい!」などさまざまなはずです。

 

しかし、

大きな枠で捉えれば本を読む目的は以下の3つのステップに分類できるんです。

  • 良本と出会うため
  • 身につけたい分野の知識を網羅的に得るため
  • 本の内容を自分のものにするため

 

良本と出会うため

本は全部が全部自分にあったものではありません。

例えば、先ほど紹介したエッセンシャル思考には漫画版があります。

漫画の方がより理解が深まるのであればそれが自分にとっての良本。

一番最初に本を読む時は、それが自分に合った本かを見極める必要があるんです。

 

身につけたい分野の知識を網羅的に得るため

また、この内容が自分に合っていると思ったとしても、たった1冊の本を読んで自分に合うかどうかを判断することは難しいです。

例えば、PDCAの本と一口に言っても初心者向けから上級者向け、図解版、漫画版といろいろです。

作者のオリジナルの方法を書いてる場合もあるから注意だね

ペンたごん

身につけたい分野の知識を最低でも3冊は読むことをオススメします。

知りたい分野の情報にざっと目を通すことで、内容を理解する知識の下地ができますし、どの本にも書いてあることは基本なのだと整理できます。

 

本の内容を自分のものにするため

いくつかの本と出会ううちに今の自分にとって分かりやすくピンとくる本が出てくるはずです。

その本は自分の血肉とすべし本です。

その本の中身を徹底的に自分のものにしましょう。

くまたくん

しゃぶり尽くせばいいんだね!

ペンたごん

(クマが言うと怖い方に聞こえるよ…)

 

本を読んで成し遂げたい目的があるように

本を読むということ自体にも段階的な目的(ステップ)があります。

これによってどんな読書の方法をとるかが変わってきます。

段階的な目的が理解できたら、次はお待ちかねの具体的な読書術だよ

ペンたごん

本を読む前の整理
  • 本を読む目的を考える
  • 自分が今読書のどの段階なのかを知る

 

目的別の3つの読書術

くまたくん
おさえるべき基本的な読み方は3つだよ!

読書は基本的には3つの方法があります。

それが速読・多読・精読です。

 

自分が読む本がどういった目的で読むものなのかによって、これらの読書の方法が以下のように当てはまります。

  • 良本と出会うため→速読
  • 身につけたい分野の知識を網羅的に得るため→多読
  • 本の内容を自分のものにするため→精読

ペンたごん

ちなみに、この読書の方法によってベストな読書スタイルも変化するよ

 

1つずつどのような読書術を使うのか見ていきます。

速読の読書術

速読は一時期流行った読書の方法ですね。

速読トレーニングやフォーカスリーディングなどが記憶に新しい方もいるのでは?

 

速読は名前の通り、本を速く読む読書法です。速読が流行った時期はその速読自体が目的になってしまった人も多いと思います。

ペンたごん

速く読んで正確に理解する。

読書好きにはとっても魅力的な話だね

 

しかし最近の研究で、高い理解度のまま読書スピードを速めることは非常に困難であるとわかっています。

つまり、結局のところ速読は速く読むための読書術ではないということです。

 

じゃあ速読はどんな読書術なのか?

速読とは、速く良い本を見つけるための読書術です。

 

先ほど、本を理解するためには自分にあった良本を見つける必要があると述べました。

速読をすることで「これはおもしろそうだ!」「自分に合ってそう!」という自分にとっての良本を見つけることが大切です。

 

ここから具体的にどのように速読を行うかを紹介します。

テクニックとしては以下の2つです。

  • プレディクティング(予想する)
  •  インファイリング(行間を読む)

 

速読はいい本を見つけるため、本にざっと目を通します。

くまたくん

ざっと目を通すという意味では、読むというよりは真剣に読む”前”の段階だね!

このざっと目を通す速読を行うときにプレディクティングインファイリングのテクニックを使います。

プレディクティング(予想する)

プレディクティングとは「予想する」という意味で、タイトルや目次を見て、本の内容を予想することをさします

ポイントは、予想を裏切られることです。

くまたくん

この章のタイトル的にこういうことが書かれているんじゃないか?

と予想を立てて、それが裏切られることが脳の記憶に有効的です。

また、予想できてしまう内容はそもそも自分が知っている内容であると判断できます。

 

インファイリング(行間を読む)

行間を読むインファイリングというテクニックは2種類あります。

 

1つが「イメージトレーニング

本の中の挿絵、写真、図解、それらのタイトルなどで本の内容を推測すること

 

もう1つが「プレリーディング

スキミングというテクニックに近いのがプレリーディング。

本をパラパラとみて、見出しや太字の部分、章の最初や最後のみ読み取っていき内容を推測すること

オススメは10〜20ページずつ開いてそのページの太字部分だけを最後まで読み進めていく方法です。

これで大体の内容の推測が立てられますし、時間もそんなにかかりません!

くまたくん

速読ではどのテクニックも、この本にはこんなことが書かれていそうだなと”予測を立てること”が共通しているね!

 

多読の読書術

多読とは、多くの本を読むこと。

この段階では、より多くの情報に触れることが重要です。

多く読む理由は身につけたい分野の知識を網羅的に得るためなのです。

 

くまたくん

速読して多読して、、、なんかどっちも一般的に思うような「読書」ではないように感じるね。。。

ペンたごん

そうだね。

だけど、情報に溢れた時代の中、自分の限られた時間の中で読みたいもの全部読んでいる余裕はないよね

 

より大きな目的を達成するための読書であるなら、全ての本を同じような読み方をすることは非常にもったいないです。

より効果的に読むための読書の使い分けであることを改めてお伝えします。

 

多読というからには、最大限理解しつつできる限り多くの本を読む必要があります。

速読が本を読む前のテクニックに対して、多読は本を読んでいる最中のテクニックになります。

その上で、多読の読書のテクニックとして以下の2つがあります。

  • 感想メモ
  • サマライジング(要約する)

ペンたごん

ちなみにこれは精読でも使えるテクニックだよ!

日々の読書で使ってみてほしいな!

 

感想メモ

読んだ本の内容にその時その時で感想を覚えますよね。

しかし、感想とはその時の感情なのですぐに忘れてしまうものです。

そのため、その時思いついたことや感じたこと、それらを一緒にメモすると記憶に残りやすく効果的な読書になります。

くまたくん

感想をメモするってこれまでやってこなかったかも…!

感情が伴った情報は記憶されやすいです。

読書では意識的に沸き起こった感情を感想として残しておくことがベスト!

 

サマライジング(要約する)

サマライジングの合言葉は「要するに」です。

例えば、本の筆者の体験例がダーーっと書かれていた後に「つまり…」「このことから…」と例を元にした筆者の述べたいことが記されていることって多くないですか?

この体験例や具体例は筆者の述べたいことに説得力をもたせたり、より理解しやすいようにする補助の役割を持っています。

つまり、そのような体験例の部分は読まずとも「要するにこういうことが言いたいんだよね?」と結論を読んで自分が理解できればいいのです。

 

本を読むときに全てを読もうとせず、「ここで言いたいことは、要するにこうだよね?」と頭の中で要約しながら読み進めていくと、読書のスピードも上がるとともに、要約スキルも高まるので効果的です。

ペンたごん

感想と要約をセットに章ごとのまとめをノートにとるといいかも!

 

精読の読書術

ここからがいわゆる知識を自分のモノにするための読書になります。

精読をするということは、長期間その本と向き合うということ。

 

長い時間をかけて読むことになると、次第に「どうしてこの本を読んでいたんだっけ?」と気持ちがブレることがあります。

その本を読む目的意味を見失うことを防ぐために必要な読書術が

  • メンタルマップ

 

また、読んだ内容を深く理解し記憶に定着させてこそ精読の意味があります。

そのために必要なのが以下の2つです。

  • ビジュアライジング(映像化する)
  • クエッショニング(自問自答する)

 

それぞれ1つずつ見ていきます!

 

メンタルマップ

メンタルマップとは、読書をするときの心の地図だと思ってください。

 

例えば、ボクは出かけるときはグーグルマップに目的地を設定して地図を開きます

地図を見ながら移動することでちゃんと目的地に向かうことができますよね。

メンタルマップも、本を読む前に考えていた読書の目的を見える形にしておくことで道を見失わずに済むんです。

メンタルマップと難しそうな名前をしていますがやることは簡単。

紙にその本を読んでどうなりたいか?という目的を3つほど書き出すだけ。

ペンたごん

できるだけ具体的な目的の方が効果的だよ!

 

この目的を書き出す紙ですが、これ自体を本の付箋として使うのがオススメ。

本を読見始める時と閉じる時に付箋に書かれた目的を見返すんです。

意外とこれだけで読書のモチベーションを維持できたりします。

くまたくん

本を読み始めたときの目的って結構忘れるもの。

自分の記憶に頼らないこういうシステムはかなり効果的だよ!

 

情報カードを付箋として使うのがくまたくんのオススメです。

 

ビジュアライジング(映像化する)

小説、映画、漫画、、、ストーリーのある作品は記憶に残りやすいです。

これは感情が沸き起こるからでもありますが、ポイントは映像化

視覚的な情報の方が記憶に残りやすいからです

 

実用書のような本は活字の情報がメインになるため、なかなか記憶に定着するのが難しい面もあります。

最近は漫画でわかる◯◯のような本をよく見かけますが、その方がわかりやすい上に記憶にも残りやすいです。

 

この映像化するビジュアライジングのポイントは、図解のような構造の映像化でも大丈夫ということ。

活字の実用書をビジアライジングで映像として記憶するためには、書かれている内容の論理を構造として頭の中で映像化すればいいんです。

  1. 前提 ex(日本人は平均して1日7時間座りっぱなし)
  2. 解説  (座りすぎによって血流の悪化、記憶力低下、注意散漫を引き起こしている)
  3. 結論  (30分に1回は立つのが有効)

この3つの流れを図解のように視覚化することで活字のビジュアライジングができます。

 

クエッショニング(自問自答する)

これは読み終えた本の内容を記憶するのにもっとも効果的な読書術の1つです。

人の記憶は思い出そうとする時に定着すると言われています。

勉強でも問題を解くことでようやく数式などを記憶することができるのと同じ。

質問に答えるという作業が記憶定着には絶大な効果を発揮するんです。

 

質問はいろんなものがあると思いますが、いくつか例を載せておきます。

  • この本の問題意識は何か?
  • 何を解決してくれるのか?
  • どのように始まりどのように終わったか?
  • 自分はこの本で何を学んだか?
  • ◯章を要約すると?
  • 読んでどんな感覚になったか?
  • 他の本に似てるところと違うところはなにか?
  • 作者の主張のどこに賛成できたか?その理由は何か?
  • 作者がこだわった一文は何か?
  • 最も心に刺さった内容はなにか?
  • その本のテーマや重要なこととなるキーポイントは何か?

こんな風に読書をしたことないでしょ?

少し手間がかかるからこそ記憶に定着するし、これだけのことをするから精読する本を見極める必要があるんだよ

ペンたごん

 

読書術まとめ

速読の読書術

  • プレディクティング(予想する)
  • インファイリング(行間を読む)

多読の読書術

  • 感想メモ
  • サマライジング(要約する)

精読の読書術

  • メンタルマップ
  • ビジュアライジング(映像化する)
  • クエッショニング(自問自答する)

 

まとめ

くまたくん
今の自分にピッタリの読書術は見つかりましたか?

読書の目的や方法によって分けられる様々な読書術を紹介しました。

目的にあわせた読書術を使って効果的に積ん読を解消しましょう!

 

この時はこういう読書術を使って…と分類して話してきましたが、読書に慣れない人はあまり難しく考えずに使ってみたい読書術を使ってみるでもいいと思います。

 

読書は今やいろんなスタイルで取り組める1番手軽な自己投資

自分に合う方法で継続的に続けていけるのが大事だなって思います。

 

そんじゃ、お疲れしたで!

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