本が大好き、くまたくんです。
本と言っても小説や歴史書、ビジネス本までジャンルは様々。
しかし共通して、自分の知らないこと、感じたことないもの、考えたこともなかったこと…
そういう発見や感動が本には詰まってます。
そんな本について
- 電子書籍派
- 紙本派
という論争というか、主張というか、
そういうのがありますよね。
くまたくん
どっちでも良い気がするけどなぁ。笑
ペンたごんはいつも本読んでるでしょ?
読書には実際どちらの方がいいとかあるの?
ペンたごん
自分の生活や本を読む目的によって変わるね。
じゃあ、今回は電子書籍か紙の本を使い分ける方法を見ていこう!
「電子書籍VS紙本」の不毛な論争に終止符を打って、今すぐ本を読みたくさせます!
もくじ
電子書籍か紙本か?その前に本が自分にくれるものを考える
紙の本しかなかったボクの目の前にそいつは突然姿を表しました。
そう、Kindle。電子書籍です。
ストレスフリーの電子書籍
こいつの存在を知った時は、情報化社会がすごいスピードで進んでいる感覚を覚えました!
本をスマホやタブレットの中に何百冊と入れて、いつでもどこでも持ち運べる。
名著「7つの習慣」のような分厚い本をわざわざカバンの中に入れなくても良い。
携帯で読めるから満員電車でも読めちゃう。
圧倒的ストレスフリーだ。
ボクも最初は、紙の本以外で本を読む感覚がどうも苦手で電子書籍は使っていませんでした。
けど、1度Kindleで電子書籍を購入してからは、「欲しい」と思ったその本が1クリックで買えて、買ったすぐに読めるそのストレスの少なさに魅了されていました。
でも違和感もありました。
くまたくん
なんか本を読んでるんじゃなくて、本を集めることが目的になっている気がする。。。
自分にとって本とは?読書の目的を再確認しよう
これはボクの場合の失敗。
電子書籍という新しい読書のツールを手に入れたのですが、ツールに踊らされていました。
これからの時代は電子書籍だ!電子書籍を読むことが正解なんだ!と勘違いしていました。
違和感を感じて失敗に気づいたボクは
本とは何かを考え直しました。
くまたくん
ボクにとって本は、人生を豊かにしてくれるモノ
本は豊かさをくれます。
- 自分の知らないこと
- 感じたことないもの
- 考えたこともなかったこと
これらを与えてくれるのが本。
つまり、ボクは読書の手段よりも読書の目的を再確認しようと言いたい。
【電子書籍と紙本どちらがいいか?】
ボクはどっちも派。個人的には紙本が好き。
けど9割はいずれ読まなくなる。だからkindleで紙より300円くらい安くなってる本なら経済的にそっち買っちゃう😂
まぁ本来「どっちがいいか」じゃなくて
■どの本を買うか
■読んだ内容をどう活かすか
だからね— くまたくん@DNA心理学屋 (@_kumatakun) 2018年1月3日
どっちがいいか?なんて論争はもうナンセンスです。
- 自分に豊かさをくれる本はどれか?
- どうしたら本の内容を自分に活かせるか?
まずこのことから考えてみてはいかがでしょうか?
紙本でも、電子書籍でも、耳からでもいいから本を読もう
もちろん本を読んで「あー楽しかった」でもいいんです。
その場合、本を読んで楽しい気持ちを得ることがその本を読む目的ですよね。
でも例えばビジネス書なんかは本来そこに書かれているノウハウを活用して仕事や生活に活かしていく。
それが目的のはずです。
そう考えたときに、電子書籍か紙本かは、そこまで重要ではありません。
それよりも今の自分の仕事や生活における課題に対して、その課題の解決や好転に役立つ本はどれか?
そして選んだ本の内容をどのようにして実際の仕事や生活に活かしていくか?
ということの方が重要なはずです。
そのためのファーストステップが「本を読む」という行為です。
そして、電子書籍はその「本を読む」行為の幅を広げるもの。
本が電子書籍になったことで「読み方」や「読む場所」などが広がりました。
くまたくん
ちなみにボクは「オーディブック」も使っています。
オーディオブックとは、本を朗読した「音声で聴く本」です。
歩きながら、運転しながら、目を瞑っていても本が読めます(聴けます)。
ペンたごん
歩きスマホして駅員さんに注意されることもなくなるね!
ここでも読む行為の幅が広がりました。
もはや読むという概念すら飛び越えている。
くまたくん
ボクは、本を好きな人がもっとたくさん増えてくればいいなと思っています!
本を読むと言う意味では、紙本だろうが、電子書籍だろうが、オーディオブックだろうが、どれも手段でしかありません。
だとしてその人が「好きな手段」、「生活に合った手段」で構わないから、今よりももっと多くの本を多くの人が読むようになったらいいなと思います。
目的と手段の概念はPDCAサイクルを学ぶことでよりイメージしやすいかもしれません!
本を読むことの意義を考え直せたかな?
忘れがちだけど1番大切なことだね!
ペンたごん
- 電子書籍か紙本かはそこまで重要ではない
- 大切なことは「どの本を読むか?」「読んだ内容を自分の人生にどう活かすか?」
- 本を読む目的がはっきりしていれば、手段は「自分の好み」や「生活スタイルに合ったもの」でOK
電子書籍・紙本・オーディオブックを上手に使い分ける方法
本を読む目的を見つめ直した上で、
紙本や電子書籍といった「読書の手段」を上手に使い分けると読書のスピードが増します。
電子書籍の効果的な使い方
電子書籍を使う場合、以下の目的と場面が効果的です。
- 目的:多読
- 場面:外出時
読むことに着目した時、電子書籍の1番のメリットは「持ち運びやすさ」です。
スマホ1台持っていくだけでどんな場面でも本が読めます。
本をなくすこともありません。かさばって荷物を重くすることもなし。
さらに、本を開きにくい場所や暗い場所でも電子書籍なら簡単に読めます。
場所と時間を選ばないんです。
最初にも挙げた満員電車に乗っている時、行列のできるラーメン屋で並んでいる時、そのラーメンを食べている時(行儀は悪いが)…。
本を開くまでは面倒なちょっとした隙間時間にも、スマホで読める電子書籍ならストレスなく読むことができます。
その他にもたくさんのメリットが電子書籍にはあります。
電子書籍のメリット
- スマホ1台でどこでも持ち運べる
- 本を開きにくい場所や暗い時間帯でも読める
- スマホで購入してすぐに読むことができる
- 新品の紙本よりも多少安く購入できる
- 本を置いておくスペースがいらない
- 前回最後のページからすぐ読める
くまたくん
ん?やっぱり電子書籍が最強??
紙本いらなくないか?
ペンたごん
もちろんデメリットもあるよ!
代わりに電子書籍は精読には少し向いていません。
例えば漫画とかで「あのページのあのシーンがよかったんだ」って思い出す経験ありませんか?
紙の本で読んでいると、どの位の巻でどのくらい読み進めた時にこのシーンがあって、という感覚が記憶として残りやすいです。
人はいろんな情報を元に物事を記憶するので、実物体感が記憶に影響するのは当然ですね。
しかし、電子書籍はその感覚が非常にわかりづらい。
スマホの画面にも何%読み進めたという表示はありますが、実際に紙の本で読み進めて理解する体感とは全く違います。
紙本なら「今日はこんなに読み進められた!」と感じる達成感も電子書籍では得にくいです。
電子書籍のデメリット
- 見た目がないので読んだ感覚が薄い
- 読み進めた達成感を感じにくい
- どこに何が描いて合ったのかわかるづらく読み返しづらい
- 記憶しづらい
そういうデメリットもある上で、電子書籍で読書をするなら精読ではなく多読です。
とにかくたくさんの本を読むなら電子書籍がオススメ。
電子書籍は読める場面が多いからです。
数多くの本を早く読む。
大まかな情報を掴む。
電子書籍はそんな役割にぴったりなツールです!
とにかく多くの本を読むために多くの場面で読める電子書籍を使う。
そうやって自分に合った本を見つけるのが電子書籍の使い方だよ!
ペンたごん
紙本の効果的な使い方
紙本を使う場合、以下の目的と場面が効果的です。
- 目的:精読
- 場面:ゆっくりと本と向き合える自宅など
電子書籍が多読のツールだとしたら、紙本は精読が効果的なツールです。
紙本は電子書籍と違って実物として存在するので、場所はとりますが体感として読んだ実感を覚えやすいのがポイント。
実物でしか感じられない体感が記憶の補助になるんです。
「このくらい読み進めたところにこんなことが書いてあったなぁ」と記憶を辿ってパラパラとページをめくる。
このページをめくって読み進めたり、戻ったりしやすいのも紙本のメリットです。
ペンたごん
本そのものに折り目をつけたり付箋を貼ったり、大事なページがすぐにわかるようにすることもできるね!
紙本のメリット
- 実物の体感があるので内容が記憶に残りやすい
- ページを読み進めたり戻したりすることが簡単にできる
- 自分オリジナルの使い方(折り目をつけたり付箋を貼ったり…)ができる
- 読んでる実感を感じやすい
- 古本の場合電子書籍よりも安い!
もちろんデメリットとして実物がゆえにスペースを取ってしまうことや重くて持ち運びしにくいことなんかも出てきます。
紙本のデメリット
- スペースをとる
- 持ち運びがしづらい
- 購入しに行かなくてはいけないし、ネットで注文してもすぐに届かない
- 外で読むとき、表紙カバーを見られるのが嫌だと気にしないといけない
- しおりが必要
紙本の目的は電子書籍の登場によって、精読がメインになりました。
隙間時間に読むというよりも、自宅やカフェなど真剣に本と向き合う時間を用意して読むのが紙本の効果的な使い方です。
くまたくん
大切にしたい本こそ、実物の紙の本で買って読めば良いんだね!
ウンウン
「これはいい!」と思える本をじっくり読むのが紙本だよ!
ペンたごん
オーディオブックの効果的な使い方
オーディオブックを使う場合、以下の目的と場面が効果的です。
- 目的:良書を自分の中に落とし込む
- 場面:何かをしているとき
オーディオブックは、例えば通学通勤中・運転中・単純作業中などの場面で絶大な効果を発揮します!
何かをしながら本が読むんです。
さらに、紙本に近いですが、内容を自分の中に落とし込むのにもオーディオブックがいいです。
くまたくん
英語のリスニング?みたいだね!
英単語を覚えるのにずっと耳で聞いてた!
ペンたごん
そんなイメージだよ!
ずっと聴き続けてたら自然と覚えちゃうやつだね
オーディオブックのメリット
- いつでもどこでもスマホとイヤホンがあれば本が読める
- 耳で聞くから目が疲れない
- 何かをしながら聴けるので隙間時間を最大限生かせる
- 音声で何度も聞くことで記憶の定着に効果的
- 本を読むという抵抗感が小さく、読むのが苦手な人にもオススメ
- 小説など物語系の本は臨場感がある
逆にデメリットとしては、電子書籍と似た部分があります。
どのくらい読み進めているのかの感覚がわかりにくい部分です。
終わりがわかりにくいとも言えます。
また、限られた品揃えしかないという面もあります。
朗読を録音したものが販売されるので、この世の全ての本がオーディオブックとして存在するわけではないんですね。
オーディオブックのデメリット
- どこまで読み進めているのかやあとどれくらいで終わりなのかが分かりにくい
- 品揃えが限られている
- 図解など視覚的な理解の手助けがない
このメリット・デメリットを踏まえ、オーディオブックは本当の良書を読むのに有効だと言えます。
「7つの習慣」や「人を動かす」などの名著はオーディオブック化されることが多いです。
そしてそのような後世にまで語り継がれる名作・名著は何度も何度も読むことで新たな気づきを得られ、自分の人生に影響を与えるものです。
手が空いていなくても、目をつむりながらでも本が読めるオーディオブックなら、負担なく繰り返しそれら名著を読むことができます。
くまたくん
ぜひ手段の好き嫌いをやめ、手段ごとの利点をうまく活用して読書の虫になってください!
- 電子書籍
【目的】多読
【場面】外出時
- 紙本
【目的】精読
【場面】ゆっくりと本と向き合える自宅など
- オーディオブック
【目的】良書を自分の中に落とし込む
【場面】何かをしているとき
「本を読みたくなる」本
ボクにとっての読書は、単に楽しむための読書と言うよりかは仕事や生活で役立つ情報、生産性の上がる情報、スキルなどを得るために行っています。
そのため、
- 何の本を読むか。
- どのように情報を生かすか。
の2点が大切です。
最近は本の数もとても増えてきているので、本の読み方も重要だと感じています。
短い時間で、多くの本から、多くの情報得て、実生活で生かす。
そのために今回紹介した電子書籍やオーディオブックなどの新しいツールのメリットを活かして読書を効率的・効果的に行うことは大切です。
ボク以外にもこのような意図で読書をしている人はたくさんいると思います。
そんなボクみたいな読書の目的を持った人にお勧めの本は以下の2冊です。
くまたくん
これを読めば読書することが楽しくなるよ!
1つ目は「レバレッジ・リーディング」
読書を「投資活動」と捉え、
”いかにして本の内容を自分のものにするか”に着目した読書の方法論!
「多読」によるリターンを重視しています。
そのため一般的な読むスピード自体を早くする類の速読本とは
一味違った読書の方法論を展開している。
2つ目は「知的戦闘力を高める独学の技法」
- 戦略
- インプット
- 抽象化・構造化
- ストック
という4つの流れで「知識を使いこなす」ことを謳っています。
レバレッジリーディングでは読書は「投資活動」でしたが、ここでは読書を「知的戦闘力を高める」とより強く表現しています。
それだけ戦略的で深く本の読む方法が4ステップで示されてました。
情報過多の時代に振り回されない正しく本を読む方法がこれで学べます。
個人的にはこの2つの読書の方法を
- 「レバレッジ・リーディング」が初級編(多読用)
- 「独学の技法」が上級編(精読用)
とイメージするといいと思っています。
そして、
- 「レバレッジ・リーディング」はkindle
- 「独学の技法」は紙本
で購入することをオススメします!
独学の技法はしっかり読み込む(精読する)必要性が高いなと感じるからです。
まとめ
とりあえず、まずは本を読みましょう!
読んでる人ならどの手段も活用しちゃいましょう!
手段に応じて上手に使い分けてください。
どんな手段であろうと、本を読んでそこから何かを得ることが大切です。
ペンたごん
ベストな読書手段が見つかったら、以下の記事でベストな読書方法も見つけるといいよ!
そんじゃ、お疲れしたで!
オススメの書籍
コメントを残す