「考えすぎだよ」とよく言われます。
くまたくんです。
それは間違いじゃない。
ボクは人と会話すれば「相手はどういう意図でこれを話しているのか」、「今どうゆう気持ちなのか」と頭の中でぐるぐると考えてしまいます。
仕事の場合でも、
くまたくん
と考える癖が習慣化してます。また、
くまたくん
となんだか壮大なスケール感で物事を考えるときがあります。
そんな考えすぎにより自信喪失はたびたびですが。。。
しかし、逆に
くまたくん
とも思うのです。
例えばですが、
- 考えたら解決策が出て残業せず帰れるかもしれない。
- 考えたら上司との飲み会よりも家族との時間を優先するかもしれない。
- 考えたら「今の働き方や生き方は自分に合っていない」と転職に踏み切れるかもしれない。
と良いこともたくさんあります。
もう気づいている人もいるかもしれませんが、
考えること→「選択(行動)」なんです。
そして、選択の積み重ねで人生の結果が変わってきます。
つまり考えること=人生を創る第1ステップということです。
選択肢が多い今の時代ですが、そんな中でも意識せずともなんらかの選択をとっているので、なんとなくで毎日が過ぎていきます。
しかし、選択肢が多い今の時代こそ、選択肢や選択の基準を吟味して自分にとって重要な選択をするという「新しい見方」が必要になってきます。
くまたくん
考えることが人生を豊かにする第1ステップ!
みんなもっと考える素晴らしさを感じてほしい!
ということで、今回は「普段、意識的に考える習慣のない人」に向けて、考えることがどうして大切なのか、そして、考える力をつける3つの質問を「考えすぎだよくまたくん」が力説します!
もくじ
考えることを放棄していませんか?
【人は自分が思ってるよりも考えたくない】
自分で言うのもだけどボクはよく考える。だから他の人も同じだと思ってた。けど違った。思ってる以上に人は考えたくない。恋愛や仕事、人生についても。
それが悪いとかではなくて、ただそういう人もいる中でボクは「考えたり悩んだり」する価値を伝えたい
— くまたくん@自分を好きになる (@_kumatakun) February 11, 2018
ボクはよく考える分、それが普通だと思っていた。
しかし、世の人はボクが思っているほど考えることを意識的には行なっていないようだ。
知り合いの話を聞いていると、ボクが思っているよりみんな深く考えていなかった。
- してはいけないと分かっていてもしてしまう浮気
- 喋っていたら仕事にならないと分かっているのに喋り続けて残業
これはもちろん「考えてもどうにもならないんだ」というパターンもある。
感情的な側面が大きい課題だからだ。
しかしながら、
後輩
と「浮気をやめる」ことをやめている後輩もいる。
先輩
と原因は分析してるのに、早出勤や仕事の場所を変えるという選択を考えない先輩もいる。
この二人とも“変わりたくない”あるいは”心地よさ”に負けて「考える」ことを放棄している。
つまり、より良い選択を捨てているんです。
この時がボクの「多くの人が考えることをやめてしまっていると」気づいた瞬間だった。
でもボクは思った。
くまたくん ボク自身は? 考えることを放棄していないか?
正直言えばある。
以前、彼氏がいる女性に対して恋心を抱き、一方的に気持ちを押し付けて困らせてしまったことがある。
この時ボクは何も考えていなかったと反省。
自分の嫉妬や欲望のままにその女性を傷つけてしまいました。
自分の未熟さゆえの結果ではありますが、何より考えないままに自分を表現することは(その表現方法にも寄るけれど)、他人に迷惑をかけたり傷つけたりするということを実感したんです。
しかし、そのくらい選択することを「自分で考え抜いて」ではなく「感情や状況に任せて」している人が多いということをまずは真剣に考えるべきだと思った。
- 思っているより人は考えていない=感情やその状況に流された選択をしている
- 多くの人が「変化=より良い選択」を捨てている
- 考えない選択は他人に迷惑をかけたり傷つけたりすることがある
「より少なく、しかしより良く生きる」選択をとる人は、より多くを考え抜いている
自分の経験で実感しつつ、この考えることの重要性を客観的に理解できたのは「エッセンシャル思考」という本の恩恵です。
エッセンシャル思考はボクのバイブルであり、こちらの記事でも紹介している。
【思考ノイズが人生に焦りを…】焦りと向き合うための習慣と思考法エッセンシャル思考は、本当に重要なことに自分の時間とエネルギーを効果的に当てるための技術です。
それは不要なものを取り除き、自分にとって大切な本質だけを追求する「新しい見方」です。
自分にとって重要なことを手に入れるために多くを考える
そんなエッセンシャル思考は不要なものを取り除き、選択肢を減らすために、多くの選択肢について考える作業をします。
エッセンシャル思考の人は、そうでない人よりも多くの選択肢を検討する。
逆説的だが、それが事実だ。
無批判に受け入れる人は何も検討しない。
だが、エッセンシャル思考の人は、あらゆる選択肢を検討したうえで、重要なことにイエスと言う。
引用の通り、考えることが大事だというのは、本当に重要なことにイエスというためです。
これは身近な例でも考えられます。
溜まった仕事はあるものの、どうしてもサッカーの日本代表の初戦を自宅のテレビでリアルタイムで見たいとします。
あなたは代表戦を見るためにどうしますか??
まず溜まった仕事が時間内に終わるか考えますよね?
逆算して考えるはず。
終わらないとしてじゃあ、優先順位的に明日に回せる仕事はないか?
部下に任せられる仕事はないか?
自宅に持って帰ってサッカー観戦の後に済ませられないか?
早出勤するのも良いかも?
もしかしたら仮病を使うという手段を考えるかもしれませんね。いや、よくはないですけどね笑
くまたくん
いろんな選択肢を考えて吟味しますよね??
その人にとってリアルタイムでサッカーを見ることが重要な場合、何としてもそれを達成するために頭をフル回転させることは想像できます。
考えることは、自分にとっての大事なことを守るために必須のプロセス。
考えることなしに、自分の大切なもの(人間関係や価値観、生き方)は手に入らないのです。
考え抜いて選ぶことは、その他多くを捨てるということだ
エッセンシャル思考の中で、ボクがもっとも重要だと思う部分が「トレードオフ」という考え方だ。
何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」と言うことなのだ。
選択とは何かを選ぶことであり、それは同時に捨てることも含まれている。
ボクの経験で言えば、ボクが恋心寄せていた相手の女性はすでに彼氏を選んでいる。
それは同時に「その彼氏以外とは付き合わない」ということも含まれているわけです。
くまたくん
本当に重要な彼氏を選んだ=その他すべての男性と付き合う選択肢を捨てた
とうことです。
このトレードオフの考え方をもう少し掘り下げると、「本当に重要なことは何か」と「多くの選択肢」について考えなかった場合にとても怖いことになることに気づいて欲しいです。
「考えずに選ぶことでもトレードオフはある」からです。
またボクの経験で例えましょう。
実はボクは恋心を寄せていた女性(すでに彼氏と付き合っている女性)は、もともとボクに告白をしてくれていました。
しかし、ボクは付き合うという選択を取らないまま、曖昧な関係でその人と関わっていました。
ボク自身、失恋した直後だったのもあり、恋するのが怖かったからです。
はい、言い訳です。
深く考えすぎる性格はここではアダとなり、自分と付き合ったらこの人は不幸になるかも…と思い、曖昧な関係でいました。
むしろ付き合えないとも言い放っていました。
アホなのでしょうか?
その関わりが彼女を傷つけ、離れていってしまったのです。
くまたくん
ボクは彼女が好きという重要なことを抜きに、意味のない吟味をした末に、彼女は離れ、そして彼女が付き合ってから気持ちを伝えるという最低な行為に至ったわけです。
「本当に重要なこと=彼女のことが好きだった・大切にしたかった」ということをベースに考えなければ「重要なことを捨てる選択(間違った選択)」をとることになるんです。
また、深く考えたとは言うものの、選択肢を出していませんでした。
「曖昧な関係」という選択や「付き合わないと発言する」選択以外の選択はもっと考えればあったはずです。
くまたくん
そんな選択肢もあったでしょう。それが良いか悪いかは別としても少なくとも「曖昧な関係」を続けているのに「付き合わない発言」をする最低な選択はとらなかったはずです。
人は生きている以上、最終的に何かを選ぶことになります。
そこには常にトレードオフがあります。
それが意識的か無意識的かに関わらずです。
だから!!!
「本当に重要なことは何か」を考え、
「多くの選択肢」を考えることが大切です。
- 考えることは自分にとって大事なことにイエスと言う(守る)ためのプロセス
- 「選択」には意識的・無意識的に関わらずトレードオフ(=選んだこと以外のその他を捨てる)がある
- だから「本当に重要なことは何か」を考え「多くの選択肢」を吟味することが大事
3つの口癖で考える力をつける
考えること、つまり選択を吟味することの重要性が理解いただけたと思う。
ただし、やっぱり普段から考えることに慣れていない人や考えることが得意じゃない人もいるはず。
しかしそれでもより良い人生を生き抜くには考える力=選択力(人生力)は必須スキル。
ということで、考えるのに役立つ3つの口癖を紹介する。
難しいことではありません。
- なぜ?
- どうやって?
- ということは?
です。
「なぜ?」や「どうやって?」という質問は内容を掘り下げていく質問です。
この2つの質問を投げかける習慣がつけば「選択力」はかなり上がります。
例えば
「なぜ?」を使えば
「目の前の課題の本質」が見えてきます。
なぜ
なぜサッカーをテレビ観戦するのか?
→サッカークラブに入った息子と見る約束をしたから
なぜサッカークラブに入った息子と見る約束をしたのか?
→息子がサッカー選手という夢に目を輝かせている姿を見たいから
なぜ息子がサッカー選手という夢に目を輝かせている姿を見たいのか?
→息子の夢を応援する父親でありたいから
「どうやって」を使えば
「目の前の課題の選択肢」が見えてきます
どうやってサッカーをテレビ観戦するか?
→早出勤する、部下に頼む、
どうやって早出勤するか?
→妻に起こしてもらう、アラームを何個もセットする、職場近くのホテルに泊まる
そして最後に
「ということは?」の質問。
これは決定打です。
「なぜ?」と「どうやって?」で掘り下げて最後に「といことは?」で選択肢を決めます。
また、うまく掘り下げられない時に
「ということは?」で少し表現を変え、改めて掘り下げるということも可能です。
小学生でもできる3つの質問。
これを口癖にすればエッセンシャル思考に近ずつための考える力が身につくのでオススメです。
考える力をつける3つの口癖
- なぜ?=本質をえぐり出す
- どうやって?=選択肢をあぶり出す
- ということは?=選択決定・転換
考える力は人生力
考える力が身につけば人生に深みが増します。
今まで多くを意識的に考えて来なかった人にとっては最初は考えることが辛く感じるかもしれません。
ですがそのうち「考えることで人生が豊かになった」という実感が持てるはずです。
選択とは、行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるものだ。
選択は行動。
そして、人生は選択・行動の積み重ねです。
その選択と行動は「考えること」から生み出されます。
つまり、間に行動というステップはありますが、考える力も人生力なのです。
人生を今より少しでも豊かにするために「考える力」を意識してみてください。
さけくん
という人にオススメは「自分にとっての重要なこと」はなにか?をまず考えることです
- 自分は何が大好きか?
- 自分は何が一番得意か?
- 世の中の大きなニーズに貢献できるのは何か?
自分の頭のサーチエンジンから得られる答えの重なる部分が見つかれば、それがおそらく答えに最も近いはず。
選択肢の多い現代で、自分にとって重要な選択をするという「エッセンシャル思考」をぜひ身につけましょう!
そんじゃ、お疲れしたで!
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▼エッセンシャル思考
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