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聖人とスタバでお茶したら

 

「もし、歴史上の偉人と話すことができたら…💭」

「教科書に載るような歴史の出来事について、本人から直接当時の心境を聞けたなら…💭」

これはそんな妄想から始まった、

偉人を現代にお呼びして、お茶☕️しながら当時について聞いてみる妄想企画💥

『聖人とスタバでお茶したら』

🐻インタビュアーくまた

くまたくん

今日はよろしくお願いします!イエス様

こちらこそ!

イエス・キリスト

くまたくん

まさかイエス様とスタバでお茶できるとは思ってなかったです

こっちのセリフです笑。私がスタバのフラペチーノを飲む日が来るなんて…

イエス・キリスト

くまたくん

お話しできるのを本当に楽しみにしてました

私も心待ちにしてました…

イエス・キリスト

そう言いながら見つめる先にはフラペチーノがあった。

イエス様は、抹茶フラペチーノにチョコソースとチョコチップを追加されていた。

 

くまたくん

フラペチーノのカスタマイズ知ってるんですか?

インスタで調べてきました

イエス・キリスト

くまたくん

現代慣れされてますね笑

くまたくん

フラペチーノのお味はどうですか?

これは…悪魔的ですね

イエス・キリスト

くまたくん

チョコも追加してますからね笑。イエス様はワインなイメージですけど、どっちの方が好みですか??

難しいですけど、やっぱりあの頃のぶどう酒は弟子たちとの思い出ですからね…かけがえないです

イエス・キリスト

くまたくん

そうでしたか…

今回お聞きしたかったのが、まさにそのお弟子さんのことでした!

 

 

🤵‍♂️

ほお、と言いますと?

🐻

恐縮なのですが、レオナルドダヴィンチの絵でも有名な「最後の晩餐」の時のお話をお伺いしたいです。

説明しよう

最後の晩餐とは、イエス・キリスト処刑前夜に

その12人の弟子と摂った夕食ことを指します。

この時の大きな出来事として、イエス・キリストが「この中に私を裏切ろうとする者がいる」と弟子たちに告げ、驚いた弟子たちの裏切り者探しのシーンが絵として描かれています。

🤵‍♂️

あの時のことは非常によく覚えてます

具体的にどういうところが気になっていますか??

🐻

はい、あの時は12人のお弟子さんの1人「ユダさん」がイエス様を裏切ろうとしていたと思います。

[説明しよう]

イエス・キリストには多くの弟子がいたが、中でも特別に選ばれた12人を12弟子と呼びます。

イエス・キリスト亡き後に、その教えを広めるために12人の弟子は各地を布教したことから、派遣された者として「12使徒」とも呼ばれます。

🐻

その時の心境についてお聴きできればと思いました!

「あなた方のうちの1人が、私を裏切ろうとしている」「私がパン切れを浸して与えるのがその人だ」とおっしゃられたセリフが今でも有名ですが、その時の心境です。

🤵‍♂️

なるほど、いいでしょう。

しかし、このお話は少し時間がかかるかもしれません。

そう言って机の上に置いたイエス様の抹茶フラペチーノは、残り4分の1ほどだった。

🐻

…もしよければ、飲み物もう1杯奢りましょうか!?

🤵‍♂️

そうかい?悪いね、ありがとう!

フラペチーノっておいしいね

フラペチーノがだいぶお口にあっているようだった。

[今回のインタビューテーマ]

今回は、最後の晩餐のシーンがテーマです。

自分を裏切ろうとする者をパン切れを渡すという形で公表したイエス・キリスト。

パン切れを渡したのは、なんとイエスが最も信頼していた弟子ユダでした。

イエス・キリストはユダに「なすべきことをしなさい」と伝えました。

結果的にユダは、銀貨30枚と引き換えに当時イエスを敵対視していたユダヤの祭司長にイエスの居場所を明かしてしまいます。イエスは神の冒涜という罪で捕まり、十字架に吊るされて処刑されることとなりました。

ユダはイエスが処刑されることを知り、

………

🐻

さっそくですが、あの時のセリフについてお聞かせください。

あそこで裏切り者に「なすべきことをしなさい」とおっしゃられたことから、『イエス様は自ら死を選んだのでは?』という見方もあると聞きます。実際はどのような意図がおありだったのですか?

🤵‍♂️

確かに、結果的にあれが私の最後の食事となりました。

しかし結論から言うと、私は自ら死を選ぼうとしたわけではないんです。

🐻

ほぉ!それは非常に興味深いお答えですね!

あの晩餐の後、結局ユダさんの裏切りによって当時の祭司長たち連れて行かれたんでしたよね?

🤵‍♂️

そうです。あの食事の後、私はゲッセマネで父(神)に激しく祈りました。

生きて成すべきことを成したいと私も思っていましたから。

結果的にはそうはならなかったですが。

祈りの後、祭司長たちが私の元に来て、私は牢に入れられひどく拷問された後に十字架に吊るされました。

🐻

そうでしたよね・・・。

[説明しよう]

ゲッセマネの祈りとは、処刑前夜にイエス・キリストがゲッセマネという場所で神様に対して張りつめた心境で祈ったことを言います。ここでの有名なセリフが以下の通りです。

「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯(さかずき)をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」

杯(さかずき)とは、このゲッセマネの祈りの後にイエスに降りかかる、十字架刑という死の道を差すと一般的に言われています。

🤵‍♂️

永遠の命や神の愛を、死をもって人々に伝えるというのは、非常に絶望的な状況の最後の手段です。

例えば、もし親がどうしようもないほどグレてしまい暴れまわる我が子を止めようとして、「これ以上するなら、俺を殺せ!!」と伝えたとします。それは親なりの最大限の愛を示してはいるが、状況としては最悪でしょう?

本来そんな絶望的な状況にならないことが望ましいのです。

🐻

確かに。。

🤵‍♂️

結局のところ、「成すべきことをしなさい」と私がユダに伝えたのは、今のあなたの考えのままでは間違った方向に事が進んでしまうことに気づいてほしかったのです。

そしてそれは、私がこうしなさいというのではなく、彼自身が気づかなければいけない課題だったのです。

そして、彼が気づくことを信じることも、弟子たちを束ねる私の役割でした。

くまたさんも「あなた間違っているから、こういう風にやってもらえばいいからよろしく」と言われても感情的にモヤモヤするでしょう?

🐻

はい。頭ごなしに言われても、納得できないと嫌な感情だけ残りますね。

そういう時は、言われたことやっても何か見落としてまた怒られるみたいな悪循環になることもあります。

🤵‍♂️

まさにそれです。

しかも、伝えるべきことは伝えなければいけないですが、12人の弟子たちの中でユダを取り上げて「ここがダメだからこうしなさい」なんて伝えたらユダの気持ちはどうなるでしょう?

🐻

言葉を選ばずに言えば、「赤っ恥かかされた…」ってボクなら思いそうです。

🤵‍♂️

そうなんです。

人間関係の中にも壁があるんです。伝え方でひどく相手を傷つけることもあります。

彼は12弟子の中でも優秀でしたし、非常に期待の高い人物でもありました。

重要な人物にこそ、サタン(悪魔)は近づきます。

ユサタンが近づきたくなるほど重要な位置にユダがいると私は思っていましたよ。

🐻

なるほど!

ここまでを整理すると、

イエス様の「成すべきことをしなさい」という真意は

■今のユダさんの考えのままでは裏切りという結果になってしまうから、「本当にするべきことを考え直しなさい」という意図だった。

■イエス様は、絶望的な状況だと分かっていながらも、最後までユダの裏切りの改心を信じていた。

■人間関係の中で、最大限相手を尊重する伝え方がある。期待していた

ということだったんですね!

🤵‍♂️

そうですね。

そう言い終わる頃に、イエス様は2杯目のフラペチーノを飲み終えていた。

🤵‍♂️

ごちそうさまでした。

🐻

イエス様がユダさんのことを非常に大切に思っていたことが分かりました!

今日はありがとうございました。

[現代に置き換えて考えてみよう]

「こいつはできる奴だが、この部分がまだ欠けている。それに自分で気づけたら一気に伸びるぞ。」

「自分でやってしまえば簡単だが、今回の企画は信じてあいつに託そう」

人を束ねる立場になった人なら、このようなことを感じた経験があるでしょう。

そして、束ねる人は、往往にして期待している人にはそれなりの課題が与えます。

それが期待の表れでもあり、その課題を乗り越えることができる、と思うからこそですよね。

例えば、イエス・キリストを取り巻く人間関係をイエスを頂点とした組織と置き換えます。

社長であるイエスには、大きな使命があり、そのための活動を行ってきていましたが、部長クラスの一人であるユダがイエスの進むべき使命と違っている場合、軌道修正を促す必要があります。

大きな使命に向かっている中で、間違った捉え方をしている人がいれば、それに流される人も出てきてゴール達成の足かせになります。

その場合、いくら重役であったとしても指摘せざるをえませんよね。

組織全体が間違った方向に行かぬよう、全体ミーティングできちんとユダの行いが間違っていると指摘する必要はありますが、何せ期待を寄せる部長クラスの人物に、間違ってるからちゃんと修正してくれ!とストレートには言い難いです。

(仕事なんだからはっきり言う!という人もいると思いますが、ここはもう少し感情的な人間関係の話でとらえてください)

今の方向性のままだと支障が出る可能性があるから、再検討して方向修正してくれるか?

と言われれば、指摘はされているものの、あなたなら分かるはずだから後は頼んだぞ!という期待と信頼のメッセージが伝わってきます。

ここで、細々とこの考え方がダメ出し、これはこうした方がいい。次にこうして、こうやってみたらまた報告してくれ。なんて言われたら新入社員じゃないんだからとボクなら反発したくなります。

人の心の機微は本当に繊細なもので、これを軽視してはいい人間関係は築けません。

人間関係を考えた上で、相手のことを考えて慎重に伝え方を選ぶべきです。

そして、誰かの下につく人は、上司や先輩が与えてくれている言葉や課題の裏側には期待や信頼のメッセージがあるかもしれないということを意識すべきです。

相手の立場や想いを想像して、メッセージを汲み取ることがあなた自身を成長させます。

身近な先輩や上司の指示や声かけが、どんな想いから投げかけられているか今一度想像してみてください。

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